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ファクタリング入金スピード実態調査2026— 「最短即日」は8割超、しかし「1時間以内」は2割強

調査時点:  | 最終更新日:  | 監修: 渡辺 健(中小企業診断士・AFP)

ファクタリング比較ナビ編集部(運営: 株式会社TORA)は、国内のBtoBファクタリングサービス99を対象に、各社が公式サイトで公開する最短入金スピードを横断集計する独自調査を実施しました。スピードを公表する81社のうち「最短即日(24時間以内)」対応は66社(81.5%)に上る一方、1時間以内」はわずか19社(23.5%)。業界に広がる「最短即日」の看板と、本当に急ぐ資金繰りに応えられる会社の少なさのギャップが明らかになりました。集計データはページ末尾のCSVで公開しています(出典明記で引用・転載歓迎)。

ファクタリング入金スピード実態調査2026 最短入金スピードの分布グラフ:公表81社中、1時間以内19社、1時間超〜3時間19社、3時間超〜即日28社、翌日〜3日6社、4日以上9社
最短入金スピードの分布(出典: ファクタリング比較ナビ調べ・2026年7月時点)

1. 調査の概要

資金調達メディア「ファクタリング比較ナビ」(factoring-navi.jp/運営: 株式会社TORA)は、国内のBtoBファクタリングサービス99社を対象に、各社が公式サイトで公開する最短入金スピード・契約方式・オンライン完結可否を横断的に集計する調査を実施しました。急な資金需要を抱える中小企業・個人事業主が「本当に今日中・今すぐ資金化できるのか」という観点で、業界の実態を可視化したものです。本調査は手数料 実態調査2026に続く、同99社データベースを用いた調査第2弾です。

2. 主要な調査結果

結果1: 「最短即日」は8割超、しかし「1時間以内」は2割強

結果2: スピードの分布は「3時間超〜即日」がボリュームゾーン

結果3: 方式とオンライン対応でスピードは桁違い

3. 最短入金スピード上位企業

順位サービス名最短入金スピードオンライン完結契約方式
1フリーナンス5分2社間
2ペイトナー10分2社間
3位タイラボル30分2社間
3位タイトラストライン30分2社間
3位タイメンターキャピタル30分2社間/3社間
3位タイエスコム30分2社間/3社間
3位タイソクモ30分2社間/3社間
3位タイ買速30分2社間/3社間
3位タイペイトゥデイ30分2社間/3社間
3位タイCXコミット30分2社間
3位タイクイックマネジメント30分2社間/3社間

※ 各社公式サイトが掲げる「最短」の入金スピード(2026年7月時点)。実際の入金時間は申込時間帯・審査・書類の状況により変動します。

30分以内を掲げる11社のうち10社がオンライン完結対応、全社が2社間方式対応でした。全99社の入金スピードの個別比較はファクタリング99社の入金スピード比較で公開しています。

4. 集計結果一覧表

集計項目結果母数
最短入金スピードを公表81社(81.8%)99社
最短入金スピードが非公表18社(18.2%)99社
最短即日(24時間以内)対応66社(81.5%)公表81社
最短3時間以内対応38社(46.9%)公表81社
最短1時間以内対応19社(23.5%)公表81社
最短30分以内対応11社(13.6%)公表81社
最短入金スピードの中央値24時間(即日)公表81社
2社間方式対応社の中央値2時間(120分)公表かつ2社間対応62社
3社間方式専業社の中央値6日(8,640分)公表かつ3社間のみ12社
オンライン完結対応社の中央値2.5時間(150分)オンライン完結60社
非オンライン完結社の中央値24時間(即日)公表かつ非オンライン21社
最速入金スピード申込から5分(フリーナンス)公表81社

※ 各社公式サイト・公開情報(2026年7月時点)を編集部が集計。実際の入金時間は各社の審査・契約内容・申込時間帯により変動します。

5. 調査から見える課題

「最短即日」という表記は公表社の8割超が使える業界標準の看板になっており、「即日」だけでは会社ごとのスピード差をほとんど判別できないことが今回の調査で確認されました。同じ「最短即日」でも、実際には30分で入金される会社と、当日夜までかかる会社が同居しています。また「最短」はあくまで理想条件下の数字であり、申込時間帯(多くの会社は午前中申込が条件)や必要書類の準備状況によって翌営業日以降にずれ込むケースも少なくありません。

編集部コメント(中小企業診断士監修)

「『最短即日』の文言だけで選ぶと、実際のスピード差を見落とします。急ぎの資金化では『最短◯分・◯時間』と具体的な時間を明示している会社、かつオンライン完結・2社間対応の会社を選ぶのが確実です。あわせて、スピードの速い2社間方式は手数料が高くなりやすい傾向があるため、時間と費用のバランスを見て判断してください。」

スピードと合わせて確認したい手数料の開示状況は、調査第1ファクタリング手数料 実態調査202699社の約4割が手数料非開示)をご覧ください。

6. 調査方法・調査概要

7. 集計データのダウンロード

本調査の集計サマリーはCSV形式でダウンロードできます。記事・番組・研究等での二次利用の際にご活用ください。

📥 集計サマリーCSVをダウンロード

8. 引用・転載について(歓迎)

本調査データは、以下の出典明記を条件に、記事・番組・SNS・研究等での引用・転載を歓迎します。

渡辺健 中小企業診断士
本調査の監修: 渡辺 健(中小企業診断士・AFP)
大手都市銀行で法人融資を15年担当後、独立。中小企業の資金繰り相談実績500件以上。
監修者プロフィール →

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